Veo3とは?使い方・料金完全ガイド【2026年8月最新】4月値下げ対応

2026年8月最新 — 4月7日の価格改定を反映
Veo3(Veo 3.1)とは?
使い方・料金・プロンプト集を
完全解説【2026年最新版】

「veo3」で検索して出てくる情報の多くは、Fast値下げ前の古い料金のままだ。2026年4月7日の価格改定で、Fastの実質単価はLiteのわずか2倍まで下がり、「量産はLite・本番はFast」という以前の常識が崩れている。本記事は2026年8月時点の最新価格・新機能(4K・縦型ネイティブ・Extend延長・キャラ一貫性)を反映し、料金体系から具体的なプロンプト・ワークフローまでを一気通貫で解説する。

Lite・Fast・Quality 最新料金比較
プロンプト10本+ワークフロー
LIF Tech
目次

1. 結論——「veo3」は今どれを選ぶべきか

A

無料で試したい・月に数本あれば十分
Google Vids/Google Flow。Googleアカウントだけで月10本、720pまで無料生成できる

B

SNS広告・LP用の本番素材を作りたい
2026年8月時点ではFastが第一候補。4月の値下げでLiteとの価格差が縮み、画質差は1〜8%とほぼ誤差の範囲

C

月100〜1,000本規模で機械的に量産したい
Lite。絶対コストが最安で、大量生産のプロトタイプ段階に向く

D

TVCM・最終納品物・4K映像が必要
標準(Quality)モデル。映像クオリティ最優先の設計

💡 2026年4月以前の記事は「Lite=量産、Fast=標準」という前提で書かれているものが多いが、4月7日の値下げ以降はこの前提が崩れている。Fastの720p単価はLiteの約2倍まで縮まり、4K出力・参照画像・Extend延長といった高度機能が使えることを考えると、多くの用途で「最初からFastを使う」ほうが合理的になった。

2. 「Veo3」表記の混乱を整理する

検索する人の多くが気づいていない点として、「Veo 3」と「Veo 3.1」は別のバージョンだ。2025年に「Veo 3」「Veo 3 Fast」が先行してリリースされ、その後「Veo 3.1」への更新で4K・縦型ネイティブ・キャラクター一貫性等が追加された。2026年3月末には量産向けの「Veo 3.1 Lite」が加わり、現在の主力は3.1世代だ。

日本語の検索では「veo3」という表記が、Veo 3・Veo 3.1のどちらを指しているか曖昧なまま使われている。本記事では、以降「Veo 3.1」を指すものとして「Veo3」と表記する(2026年8月時点でユーザーが実際に触れるのはほぼ全てVeo 3.1系のため)。

3. 【最新】4月7日の価格改定で何が変わったか

Veo3ファミリーは2026年4月時点で3段階(Quality・Fast・Lite)に整理されている。2026年4月7日、Fastの価格が大幅に引き下げられた。これが本記事の核となる最新情報だ。

Lite
量産・プロトタイプ向け
$0.05/秒〜

  • 720p:$0.05/秒
  • 1080p:$0.08/秒
  • 4K出力:非対応
  • Extend(延長):非対応
Fast
4月値下げ後の第一候補
$0.10/秒〜

  • 720p:$0.15→$0.10/秒
  • 4K:$0.35→$0.30/秒
  • 4K出力・参照画像:対応
  • Extend(延長):対応
Quality(標準)
最終納品・最高品質
非公開(高)

  • 視覚的忠実度を最優先
  • TVCM・映画制作品質向け
  • 全機能対応

実際のコスト比較(8秒動画・720p)

モデル 4月7日以前 4月7日以降 月100本の総額
Lite $0.40 $0.40(変更なし) $40(約6,000円)
Fast $1.20 $0.80 $80(約1.2万円)
💡 値下げ後のFastは、Liteの2倍のコストで4K出力・参照画像によるキャラクター一貫性・Extend延長機能が使える。「品質はほぼ同じなのに機能で劣るLite」を選ぶ理由は、月1,000本規模の大量生産以外では薄くなった。予算に大きな制約がない限り、まずFastから試すことを推奨する。

4. 無料で試す方法——Google Vids/Flow

API・開発知識がなくても、Googleアカウントさえあれば無料でVeo3を試せる。ここは旧来の解説記事の多くが見落としている入口だ。

項目 無料枠の内容
生成本数 月10本(毎月リセット、Googleアカウントに紐づく)
解像度 720p(有料AI Proサブスクライバーと同じ解像度)
動画尺 1クリップ最大8秒
アクセス方法 Google Vids(Google Workspaceの動画編集ツール)経由
💡

Google Flowという統合プラットフォームも登場している。Veo3(動画生成)+Imagen(画像生成)+Gemini(プロンプト改善)+Scene Builder(編集)が1つの環境で完結する。SoraやRunwayは動画生成の単体性能は高いが、編集や画像生成は別ツールが必要になる。この「1つの環境で完結する」設計は、Googleならではの強みだ。

5. 2026年に追加された主要新機能

🖼️ Ingredients to Video——参照画像でキャラクターを固定する

参照画像を最大4枚アップロードし、顔・服装・背景を指定できる機能。「AIで作ったキャラクターが毎回違う顔になる」という動画生成AIの致命的な弱点に、正面から対処している。複数シーンにまたがる広告シリーズや、ブランドキャラクターを使ったコンテンツの一貫性が大きく向上した。

📱 ネイティブ縦型(9:16)生成

TikTok・YouTube Shorts・Instagram Reels向けの縦型動画を直接生成できる。従来の「横型を撮って後からトリミング」という工程が不要になり、画質を落とさず縦型コンテンツを作れる。

🎬 Extend(延長)機能——8秒の壁を超える

1回の生成上限は8秒だが、Extend機能を使えば末尾から自然にシーンを伸ばせる。8秒→Extend→8秒→Extend→8秒で24秒の連続シーンを構成できる。ただしLiteでは非対応で、Fast以上でのみ使える点に注意してほしい。

🔺 4Kアップスケーリング

最高3840×2160(60fps)まで出力可能。放送・映画制作品質に近い出力ができるようになった。Vertex AIでは、既存動画を後からアップスケールする単体機能としても提供されている。

6. アクセス方法3ルート

ルート①:Google AI Studio(最も手軽・ノーコード)

STEP1

Google AI Studio(aistudio.google.com)にGoogleアカウントでログイン

STEP2

左メニューから「Video generation」を選択し、モデル(Lite/Fast/Quality)を選ぶ

STEP3

プロンプトまたは画像をアップロードし、解像度・尺・アスペクト比を設定して実行

ルート②:Gemini API(開発者向け)

import google.generativeai as genai
import time

genai.configure(api_key=”YOUR_API_KEY”)

operation = genai.generate_video(
model=”veo-3.1-fast”, # 2026年8月時点はFastを第一候補として推奨
prompt=”””
A sleek coffee cup on a wooden table in a cozy Japanese cafe.
Steam rises gently from the cup.
Camera slow push-in toward the cup.
Warm amber lighting. Cinematic style.
Soft background jazz music.
“””,
config={
“resolution”: “1080p”,
“aspect_ratio”: “9:16”,
“duration_seconds”: 8,
}
)

while not operation.done:
time.sleep(5)
operation.refresh()

video = operation.result
print(f”生成完了: {video.uri}”)

ルート③:Vertex AI(法人・エンタープライズ向け)

Google Cloudの「Vertex AI Media Studio」からアクセス可能。GCPの請求・IAM管理・コンプライアンス要件に合わせた運用が必要な法人向け。Veo単体のアップスケーリング機能もここから利用できる。

7. 実践プロンプト集(コピペOK・10本)

指示は英語で書くと精度が高い。構造は [被写体・シーン] + [動き] + [カメラワーク] + [照明・雰囲気] + [スタイル] + [音声指示]。カメラワークは1つに絞ること。

① 商品紹介(EC・LP向け)

A premium skincare serum bottle placed on a marble surface.
The bottle slowly rotates 360 degrees.
Camera slow orbit around the product.
Soft, diffused morning light from the left.
Clean white background, luxury cosmetics commercial style.
Soft ambient music. 8 seconds. 9:16 portrait.

② カフェ・飲食店プロモーション

A freshly brewed matcha latte in a ceramic cup on a rustic wooden cafe table.
Steam rises gently. Camera tilt down slowly from steam to the cup.
Warm golden afternoon light. Shallow depth of field.
Cozy Japanese cafe atmosphere. Soft bossa nova background music.
8 seconds. 9:16 portrait.

③ BtoBサービス紹介(モーショングラフィックス)

Abstract visualization of data flowing through glowing blue network nodes.
Clean corporate motion graphics style.
Camera slow pull back to reveal a connected global network.
Dark background with bright accent colors (blue, white).
Professional, technology company feel.
Subtle electronic ambient sound. 8 seconds. 16:9 landscape.

④ 採用動画・オフィスシーン

Diverse team of professionals collaborating in a bright, open-plan Tokyo office.
Natural daylight from large windows. Team members smile at a laptop screen.
Camera slow tracking shot across the room.
Warm, optimistic corporate atmosphere.
Uplifting background music. 8 seconds. 16:9 landscape.

⑤ キャラクター一貫性を使った連続シリーズ広告

※Ingredients to Videoで参照画像(キャラクターの顔・服装)を最大4枚アップロードしたうえで:

The same character from the reference images walks through a busy Tokyo street at dusk,
neon signs reflecting on wet pavement.
Camera tracking shot from the side.
Cinematic, moody color grading.
Ambient city sound with soft synth music. 8 seconds. 9:16 portrait.

⑥ セール・キャンペーン告知

Colorful sale items — clothing, accessories, electronics — on a clean white background.
Items appear one by one with a subtle bounce animation.
Bright, high-energy commercial style. White and red color palette.
Upbeat pop music. 6 seconds. 9:16 portrait.

⑦ 食品・テイクアウト紹介

A beautifully arranged Japanese bento box opens to reveal colorful fresh ingredients.
Close-up shot glistening in soft studio light.
Camera tilt down from closed box to open, revealing contents.
Food photography style, shallow depth of field.
Soft appetite-inducing background music. 6 seconds. 9:16 portrait.

⑧ ブランドロゴムービー

Company logo appears from particles of light on a dark background.
Particles swirl and coalesce into the logo shape, then glow softly.
Cinematic dark background, premium brand identity style.
Deep, resonant sound design with subtle chime. 4 seconds. 9:16 portrait.

⑨ 24秒の連続シーン(Extend活用)

【1本目・8秒】A hiker reaches a mountain summit at sunrise, breathing heavily, looking out over the clouds.
【Extend・2本目】She sits down slowly, taking out a thermos, steam rising in the cold air.
【Extend・3本目】She smiles and raises the cup toward the rising sun.
※各セグメントを個別に生成し、Extendでつなぐ。カメラワークの一貫性を保つため、
同じ「morning golden light」「handheld camera feel」を全セグメントに含めること。

⑩ Image-to-Video(既存商品写真から動画化)

image = genai.upload_file(path=”product_photo.jpg”, mime_type=”image/jpeg”)

operation = genai.generate_video(
model=”veo-3.1-fast”,
image=image,
prompt=”””
The product slowly rotates clockwise.
Subtle sparkle effect appears around the product.
Soft studio lighting. Luxury commercial style.
Gentle chime sound effect. 6 seconds. 9:16 portrait.
“””,
config={“resolution”: “1080p”, “aspect_ratio”: “9:16”, “duration_seconds”: 6}
)

8. マーケティング動画の量産ワークフロー

SNSショート動画を月100本量産するフロー

① プロンプトライブラリ作成(商品別・シーン別テンプレート20〜30本)
② Gemini APIで一括生成(Fastを標準に設定、夜間バッチで翌日分を自動生成)
③ Google Drive/GCSに自動保存
④ CapCut / Premiere Proで日本語テロップ・ナレーションを追加
⑤ Buffer / Later でSNS予約投稿

月間コスト試算(8秒×720p×100本、Fast使用):生成費$80(約1.2万円)+後処理ツール$10〜20=合計月1.5万円前後。同規模の外注(最低100万円〜)と比べ、コスト構造が1〜2桁変わる。

生成〜投稿の自動化パイプライン構築についてはZapierとは?使い方・料金・自動化の始め方も参考にしてほしい。

9. 他ツールとの比較

項目 Veo 3.1 Fast Veo 3.1 Lite Kling 3.0 Runway Gen-4.5
価格(8秒・720p) $0.80(4月値下げ後) $0.40 $0.56〜 $3〜
ネイティブ音声
縦型(9:16)ネイティブ
4K出力 ✗(最大1080p)
Extend(延長) ✅(最大3分) ✅(最大40秒)
Google Workspace連携
量産向けコスパ
💡 Klingは最大3分の長尺・Runwayは4K対応と、それぞれ得意領域がある。ただしネイティブ音声生成と縦型対応を両立し、かつ価格競争力もあるのはVeo3系という点は、4月の値下げ以降さらに明確になった。

10. 制約・注意点

⚠️ 日本国内ではクレジットの追加購入が未提供

Google Flow等の月額プラン(AI Pro/AI Ultra)を使う場合、月間クレジットを使い切ると翌月のリセットまで新規生成ができなくなる。2026年時点で、日本国内でのクレジット追加購入機能は提供されていない。上位プランへの変更か、翌月を待つ必要がある。

⚠️ Extend機能はLiteでは使えない

8秒を超える連続シーンを作りたい場合、LiteではなくFast以上を選ぶ必要がある。量産コストを最優先してLiteで統一していると、この制約に途中で気づくことになる。

⚠️ 日本語ナレーションは別途対応が必要

ネイティブ音声は多言語対応だが、精度は英語が最も高い。日本語ナレーションが必要な場合は、ElevenLabs等のTTSツールで別途生成し、編集ソフトで後付けするワークフローが現実的だ。

⚠️ 実在人物・著名IPの模倣は禁止

コンテンツポリシーで明確に禁止されている。また、AI生成であることを社内で記録しておくこと、各広告媒体(Meta広告・Google広告等)の審査基準を事前に確認することも忘れずに。

11. よくある質問

「Veo3」と「Veo 3.1」は同じものですか?
厳密には別バージョンです。2025年にVeo 3・Veo 3 Fastが先行リリースされ、その後Veo 3.1への更新で4K・縦型ネイティブ・キャラクター一貫性等が追加されました。2026年8月時点でユーザーが実際に使うのはほぼ全てVeo 3.1系のため、本記事では「Veo3」をVeo 3.1系の総称として扱っています。
結局、LiteとFastどちらを使えばいいですか?
2026年4月7日の値下げ以降は、多くの用途でFastが第一候補です。画質差はわずか1〜8%な一方、Fastでは4K出力・Extend延長・キャラクター一貫性などの機能が使えます。月1,000本規模の機械的な量産で、絶対コストを最優先する場合のみLiteを検討してください。
無料でどこまで試せますか?
Google Vids経由で、Googleアカウントがあれば月10本・720p・最大8秒まで無料で生成できます。API開発が前提のGoogle AI Studio・Gemini APIは基本的に有料ティアが必要です。
8秒を超える動画は作れますか?
Extend(延長)機能を使えば可能です。8秒のクリップを末尾から自然に伸ばせるため、8秒→Extend→8秒→Extend→8秒で24秒の連続シーンを構成できます。ただしLiteでは非対応で、Fast以上が必要です。
生成した動画をそのまま広告に使えますか?
技術的には可能ですが、各広告媒体(Google広告・Meta広告等)の審査基準を満たす必要があります。誤解を招く表現がないか、生成後に人間が確認・編集する工程を必ず設けてください。
キャラクターの見た目がシーンごとに変わってしまいます
Ingredients to Video機能を使い、キャラクターの顔・服装がわかる参照画像を最大4枚アップロードしてください。複数シーンをまたいでも人物の一貫性が保たれやすくなります。
Veo3を使った動画マーケティングの内製化なら

Veo3を使った動画量産体制の構築、Gemini APIを使った自動化パイプラインの設計、広告動画の制作・運用戦略まで、LIFRELLのAIマーケティング相談をご活用ください。各種AI・SaaSツールを実際に有料契約して検証している立場から、現場目線でサポートします。

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LIF Tech 編集部(株式会社LIFRELL)

// lifrell-tech.com — AI × マーケティング最前線

AIマーケティング・テクノロジー専門メディア。国内外のAIカンファレンスへの現地取材と、各種AI・SaaSツールの実契約による検証をもとに解説しています。料金・仕様はGoogle公式(Google AI Blog、Google Cloud Blog、Google Developers Blog)の発表内容に基づき構成しました。GITEX AI EUROPE 2026(ベルリン)公式メディアパートナー。

本記事は2026年8月時点の情報をもとに作成しています。Veo3の料金・機能・無料枠の内容は変更される場合がありますので、契約や業務導入の判断にあたっては必ずGoogle AI公式サイトでご確認ください。
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