縦型UGC広告をAIで再現する方法|成果の出ている広告を分解する手順と、AIで作れない「画面」の見分け方【実例】

SNSで成果が出ている縦型のUGC風広告(一般の人が撮ったように見える広告動画)を、AIで作れないか——動画生成AIが進んだ今、よく出る相談だ。結論からいうと、「型」はほぼ再現できるが、映像をまるごとAIで作れるかは商品しだいで、商品の画面が映る広告はAIだけでは作れない。本記事では、LIF Techを運営する株式会社LIFRELLが他社の縦型広告をフレーム単位で分解し、AIと実際の画面を組み合わせて作り直した記録をもとに、再現できるもの・できないものの見分け方、具体的な手順、修正の往復で分かったことを解説する。

この記事の前提:2026年8〜10月の制作記録にもとづく。分析した参考広告は他社のもので、こちらでファイルを測定した数値を書いている。広告主・参考にした他社の名前は伏せている。動画・画像の生成はHiggsfield経由で行い、費用は同サービスのクレジットで記録した。

この記事でわかること

  • 縦型UGC広告とは何か、よく使われる型とUGC風に見せるコツ
  • 縦型UGC広告をAIで再現できるかの判定(4段階)
  • 商品の画面がAIで作れない理由と、その回避策
  • 成果の出ている広告を「分解」して型を取り出す方法(測る項目一覧)
  • 実例:15秒の広告を再現したときの手順・費用・修正の往復
  • 真似してよいもの・いけないものの線引き
この記事のやり方を、自社でも回したい方へ支援内容を見る →
目次

結論:真似するのは「型」、映像は商品によってAIと実写を分ける

要素 AIで再現できるか 実際のやり方
構成・カット割り・テンポ ◎ 測ればそのまま設計図になる 参考広告を秒単位で分解して同じ設計で組む
テロップの位置・大きさ・色・出方 ◎ 編集で作る(AIに文字を描かせない)
人物・生活シーン ○ 動画生成AIが得意な領域 別人として生成。顔は参考にしない
商品の画面(文字が読めるもの) × 作れない 本物の画面の録画を使う
BGM・効果音・音量 ◎ 自前で合成・調整

そもそも縦型UGC広告とは

UGCは「User Generated Content(ユーザーが作ったコンテンツ)」の略だ。UGC広告(UGC風広告)は、企業が作った広告でありながら、一般の利用者がスマホで撮って投稿したような見た目にした広告を指す。縦型の動画で、SNSのフィードやショート動画の間に流れることが多い。

  • 作り込みすぎない映像:スマホで撮ったような画角、手元や後ろ姿、生活感のある部屋
  • 本人の言葉のような語り:商品の説明より、利用者の気持ちや変化を一人称で語る
  • 短いテロップ:音を出さずに見る人にも伝わるよう、要点を文字で出す

見る人が「広告を見ている」と身構えにくい反面、広告であることを隠してよいわけではない。2023年10月からは、広告であることを分からなくする表示が景品表示法の規制の対象になっている。UGC風であっても、広告であることが分かる表示は必要だ。

1. 縦型UGC広告をAIで再現できるかの判定(Lv.0〜3)

参考にした他社の縦型広告を2本測ったところ、再現できるかどうかは「画面に映る日本語が1文字でも読めるか」でほぼ決まった。ぼけていても、小さくても、ロゴや数字が読めた瞬間にAIでは作れなくなる。

レベル 広告の条件 AIで作れる範囲(目安)
Lv.0 商品の画面を接写し、画面の文字が読める 画面のカットは実写が必須。参考にした2本はどちらもここ
Lv.1 商品は映るが、画面は小さい・角度が浅い・ぼけている 実写が要るのは1〜2カット
Lv.2 商品の画面が映らない(感情・生活・外の場面だけ) ほぼ全部AIで作れる
Lv.3 そもそも画面のない商品(化粧品、食品、家具、衣料など) ほぼ全部AIで作れる

※「AIで作れる範囲」は2本の分析にもとづく目安で、厳密な測定値ではない。

参考にした広告のうち1本(約31秒・19ショット)を内容で分けると、商品の画面が大きく映るショットが12、人物の表情やしぐさだけのショットが4、外の場面が2、ロゴと誘導が1だった。半分以上が画面のショットなので、AIだけでは作れない。

2. なぜ商品の画面はAIで作れないのか

  • 日本語の文字が崩れる:動画生成AIは、画面の中の細かい日本語を正確に描けない。文字らしい模様にはなるが、読むと崩れている
  • フレームごとに文字が揺れる:1コマだけそれらしく描けても、次のコマでは形が変わる。人は顔の小さな揺れは見流すが、文字は「読む」ので気づく。AIだと見破られやすい場所が文字だ
  • 本物の画面をAIは知らない:仮に文字がきれいに描けても、出てくるのは「それらしいけれど実在しないアプリ画面」になる。実在しない画面を商品の画面として見せるのは、広告として問題がある
  • 商品の形も毎カット変わる:端末本体、付属品、スタンドなどの形が、カットごとに少しずつ違ってしまう

「画面だけ実写、ほかはAI」は思ったほど簡単ではない

最初に考えたのは、画面だけ実写で撮り、人物や部屋はAIで作って合成する方法だった。ところが参考広告の19ショットを見直すと、画面が映る12ショットのうち8ショットで、人物の頭・肩・腕が画面と同じフレームに入っていた。画面に触れる手、腕、机、画面の光が肌に当たる様子まで合わせる必要があり、そこまで実写にするなら、人に座ってもらって撮るのと手間が変わらない。

そこで次の3案を比べた。

案 やり方 評価
A. カットを分ける(おすすめ) 画面が映るカットは手元だけを実写(または本物の録画)。顔・生活・外の場面はAIで作り、そのカットには画面を映さない 合成が要らない。撮影は机とタブレットと手だけで済む
B. 全部手元で実写 顔を出さず、手・画面・机だけで撮る 実はいちばん安いが、AIを使う理由がなくなる
C. 実写して顔だけAIで差し替え 全部撮影し、出演者の顔だけ別人にする 画面は本物で破綻しないが、撮影費は減らない

なお、私たちは最終的に、画面が白く光るタブレットの場面をAIで作り、そこに本物のサービス画面の録画をはめ込む方法も使った。画面の四隅を検出して合わせる方法で、素材ごとに「はめ込める角度か」を人が確かめる必要がある。詳しくはAIで動画広告を量産する方法に書いた。

参考広告は、そもそも顔をほとんど見せていなかった

顔をAIで作ることにこだわる必要も、実はあまりなかった。参考にした2本を見直すと、出演者は横顔・後ろ姿・うつむき・頭を抱える姿ばかりで、正面の表情カットは1枚もなかった。家族が後ろから撮っている、という体裁で作られているからだ。正面から表情を撮ると、かえって「撮影された広告」に見える。UGC風の広告では、手元や後ろ姿中心の構成が自然だ。

3. 成果の出ている広告を「分解」して型を取り出す

再現の第一歩は、参考広告を数字で測ることだ。見た印象ではなく、秒数・位置・色・音量を測れば、そのまま設計図になる。私たちが測った項目と、参考広告の実測値は次のとおりだ。

測る項目 参考広告A(約31秒)の実測 測り方の例
カット数と1カットの長さ 18カット、平均1.62秒 場面の切り替わりを検出し、各カットの秒数を出す
テロップの位置 文字の下端が画面の上から約25〜28%の位置に固定 コマを書き出して座標を測る
テロップの大きさ 文字の大きさは固定、横幅だけが文の長さで変わる 文字の高さを各コマで測る
テロップの間 テロップとテロップのあいだに0.3〜0.5秒の間 表示の開始・終了の時刻を並べる
テロップの色 白い文字に黒のフチ。強調はピンクの文字にクリーム色のフチ(別の15秒の広告) 拡大して色の値を測る
ナレーションの有無 なし(BGMだけ) 音の成分を見て、声の帯域があるかを確認
全体の音量 −14.5 LUFS(もう1本は−14.1 LUFS) 音量の測定ツールで測る

取り出した構成の型

参考広告Aの流れを秒で並べると、このジャンルの広告によくある型がそのまま見えた。

0〜5.8秒
逆張りのつかみ(「どれも同じだと思っていた」という本音から入る)
5.8〜8.8秒
Before:できるようになってきたこと
8.8〜11.8秒
悩みと、始めたきっかけ
11.8秒
商品名が初めて出る(全体の約38%の地点)
13.6〜25.9秒
機能を6つ、約2秒ずつ見せる
27.4秒
暮らしに合う、という一言
28.8〜30.8秒
お試しの案内とロゴ

「感情 → 悩み → 商品 → 機能を連打 → 誘導」という流れで、商品名は前半ではなく3分の1を過ぎてから出てくる。この型は、商品を差し替えればそのまま使える。

4. 実例:15秒の縦型広告をフレーム単位で再現した

オンラインサービスの広告で、他社の15.48秒の縦型広告を参考に、同じ設計で自社用の広告を作った。流れは次のとおりだ。

① 分解
カット・ナレーション・テロップ・ロゴの位置を秒と座標で測る
② 差し替え表
型はそのまま、中身(数字・言葉・画面)を自社の事実に置き換える
③ 素材生成
人物と場面をAIで作る。画面は本物の録画
④ 組み立て
同じ秒数・同じ座標でテロップとロゴを載せる
⑤ 並べて比べる
元の広告と並べ、違いを1つずつ詰める

緑=測る・組む/黄=人が決める・確かめる/青=AIで生成

合わせたものと、差し替えたもの

項目 参考広告 作った広告
全体の長さ 15.48秒 15.47秒
カット 8カット(1.47/2.24/0.70/1.57/1.37/0.80/2.20/5.14秒) 同じ8カット・同じ秒数
ロゴの札・テロップ・Before/Afterの表示 位置と大きさ 同じ座標・同じ大きさ
数字・言葉 他社の実績や講座名 自社サービスの公式サイトにある利用者の声に差し替え
最後の画面 他社の画面 依頼側で撮影した本物のサービス画面

最初の1本にかかった生成の費用は約40クレジットだった。

修正の往復で分かったこと

並べて見ると、「型は同じなのに違って見える」ところがいくつも出た。依頼側の指摘を受けながら直した内容を、まとめて紹介する。

指摘・問題 直し方 分かったこと
テロップが人物の顔にかかる 顔とテロップの重なりを検出し、カットごとに位置をずらした 同じ位置に固定すると、人物の位置が違うカットで顔を隠す
テロップが硬い 角ゴシックから丸ゴシックへ。ポップイン、マーカー、スタンプなどの動きを足した 足しすぎて逆に安っぽくなった。最終的に、白い文字にフチ、色は各カット1語だけ、位置は下部に固定へ整理した
見下ろしの構図で、顔と商品が遠い 斜め前、肩越しのアップ、2人を横から、の3つの画角を作り直した 手に持つ小物を1種類に統一するなど、小物の一貫性が効く
商品を使っている様子が伝わらない 本物の録画を全編から探し、赤丸がつく瞬間(録画の70.5〜71.6秒)を切り出してはめ込んだ 録画は「いちばん伝わる瞬間」を探して使う
ナレーションの語尾が切れる 先にカットの長さを決めて声を押し込んでいたのをやめ、声の長さからカットの長さを決める方式に変えた 尺は15.4秒から16.3秒に伸びたが、音声認識で全7行が最後まで入っていることを確認できた
手元の紙がAIっぽい 作図した紙面を合成したが不自然だったため、生成した写真の紙面に戻した きれいすぎる作図はかえって浮く
注記が多すぎる 全カットに入れていた注記を2か所だけにした 体験談の注記と、画面が本物であることの注記に絞る
言葉の意味が通じない 根拠のある利点(公式の料金ページと利用者の声で確認できること)の一言に差し替えた 型に合わせて言葉を短くすると、意味が抜けることがある

このあと、毎回同じ人物・同じ部屋を使い回していたため「どれも同じ動画に見える」と指摘され、参考広告ごとに出演者の属性(年代・性別、髪型や服、家の雰囲気)を合わせた専用のキャストを作り直した。その1本の作り直しには約72クレジットかかった。

いちばん大きかった差は「話す速さ」

同じサービスで配信されていた別の制作会社の広告6本と、私たちの4本を比べると、ナレーションの速さが大きく違った。別の制作会社の広告は1秒あたり7.07〜8.31字、私たちは5.06〜6.09字だった。映像の切り替わりの速さはほぼ同じだったので、「なんとなく間延びして見える」原因は映像ではなく声だった。速く話せる声への切り替えや、原稿の書き方はAIナレーションが片言・不自然になる原因と直し方で解説している。

制作のメモを画面に出さない

見落としやすい失敗もあった。注記に「提供動画の一部を1.25倍速・無音で編集」「説明会の資料をもとに再構成」のような作り手側のメモを書いてしまい、依頼側から指摘を受けた。見る人に必要なのは、体験談であること、画面が本物であることなど、誤解を防ぐための情報だけだ。制作の経緯は社内の記録に残せばよい。

実際に作った縦型広告の型

同じ商品でも、型を変えると見え方が大きく変わる。私たちがオンラインサービスで作った縦型広告の型を、使いどころと一緒にまとめる。

型 中身 使いどころ
Before/After型 様子の変化を、前と後で見せる 15秒前後の短い広告。変化が一目で分かる商品
ユーザーボイス型 利用者が一人称で、悩みから変化までを語る 50〜60秒前後。悩みが深く、共感が入口になる層
コメント返信型 「〇〇なんだけど?」というコメントに答える形で始める よくある不安や疑問に、正面から答えたいとき
ティザー型 8秒前後で問いかけだけを見せる 興味づけ。長い広告やLPへの入口
静止カード型 動きの少ないカードを順に見せる 機能・料金など、情報をはっきり伝えたいとき

どの型でも、使う事実は公式サイトや利用者の声など確認できるものだけにした。体験談の型では、元の声に書かれていない成果(「すっかり解決した」など)を足さないよう、台本の段階で「使ってよい事実」と「使ってはいけない表現」を分けた。

UGC風に見せるための5つのコツ

  1. 視点を「家族が撮った」に寄せる:正面の表情より、横顔・後ろ姿・手元。参考広告も正面の顔を見せていなかった
  2. テロップは控えめに:白い文字にフチ、強調は1語。飾りを足すほど「作った広告」に見える
  3. 話す速さを合わせる:遅いナレーションは間延びして見える。参考広告の速さを測って合わせる
  4. 人物と部屋を使い回さない:同じ人物・同じ部屋が続くと、どれも同じ広告に見える
  5. 本物の画面を使う:商品の画面は実際の録画。架空の画面はすぐに見破られる

5. 真似してよいもの・いけないもの

真似してよい(型) 真似してはいけない
構成の順番、カット割りと秒数、構図、カメラの動き
テロップの位置・大きさ・出るタイミング・色の使い方
BGMの入れ方、音量の整え方
元の映像そのもの、テロップの文言、他社の数字や実績
出演している実在の人の顔(とくに未成年)
他社のロゴや商品の画面

中身(数字・言葉・画面)は、必ず自社の事実に置き換える。体験談の形にするなら、元になった声に書かれていない成果を足さないこと、広告であることが分かるようにすることも必要だ。参考にした2本のうち1本は、ロゴを全編に表示して広告であることを明示していた。

6. AIで縦型UGC広告を作るときのチェックリスト

工程 確認すること
判定 商品の画面に読める文字が映るか(Lv.0〜3のどれか)
分解 カット・テロップ・色・音量・ナレーションの有無を数字で測ったか
差し替え 数字・言葉・画面をすべて自社の事実に置き換えたか/元の文言が残っていないか
映像 画面は本物の録画か/人物は別人として生成したか/同じ顔・部屋を使い回していないか
テロップ 顔にかかっていないか/装飾を足しすぎていないか/作り手のメモが出ていないか
声 声の長さからカットを決めたか/語尾が切れていないか/話す速さは参考広告に近いか
表示 体験談・再現であること、広告であることが分かるか

この記事で使った管理シート(無料ダウンロード)

参考広告を分解して作り直すときに使った、構成表と台本の設計シートをテンプレートにした。書き方の例を入れた「記入例」シートと、空欄の記入用シートが入っているので、使い方を見ながら自社用に書き換えて使える。

【無料ダウンロード】AI動画制作の進行管理シート(Excel)

素材の依頼表・秒単位の構成表・音声(話し方の指示つき)・進捗の4シート。AIで作るものと本物の素材を使うものを分けて管理できる。

Excelテンプレートの記入例
② 記入例
Excelテンプレートの「はじめに」シート
① はじめに(使い方の案内)

Excelをダウンロード

【無料ダウンロード】動画広告の台本設計シート(Excel)

基本設計・事実の根拠と表現のガード・生成のルール・カット構成・40秒版・台本インデックスの6シート。体験談の広告で「使ってよい事実」と「使ってはいけない表現」を書き分ける欄つき。

Excelテンプレートの記入例
② 記入例
Excelテンプレートの「はじめに」シート
① はじめに(使い方の案内)

Excelをダウンロード

まとめ

縦型UGC広告の再現で大事なのは、映像をAIで作ることより、成果の出ている広告を数字で分解して型を取り出すことだった。カット・テロップ・色・音量は測ればそのまま設計図になる。一方、商品の画面は文字が崩れるためAIでは作れず、本物の録画を使うしかない。画面が映るカットと人物のカットを分け、中身は自社の事実に置き換え、声の長さからカットを組む。そのうえで元の広告と並べて差を1つずつ詰めれば、AIを使っても「AIっぽくない」広告に近づけられる。

この記事を書いた人

佐藤祐介(株式会社LIFRELL 代表取締役)

佐藤 祐介

株式会社LIFRELL 代表取締役

業界歴15年マーケティング支援 累計500社以上うちD2C支援 150社以上担当商材 300以上

オプト、電通デジタルを経て、2018年に株式会社LIFRELLを設立。広告運用、動画・バナー制作、Webメディアの運営にAIを実務で使っています。LIF Techでは、その現場で試したこと・失敗したこと・数字で確かめたことを公開しています。

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AIで広告・動画をつくる体制を、自社にも

この記事で紹介した制作の進め方(台本の設計、AIで作る部分と本物の素材を使う部分の分け方、確認の手順)を、広告のバナーや動画の量産に使っています。社内で同じ体制を作りたい、まず数本作ってほしい、という相談を受け付けています。

AIクリエイティブ量産の支援を見る

運営:株式会社LIFRELL

広告・動画の制作でAIを使った実例は、AIで広告・動画をつくる実例まとめに工程ごとにまとめている。

よくある質問

Q. 縦型のUGC広告はAIだけで作れますか?

A. 商品によります。化粧品や食品など画面のない商品なら、ほぼ全部AIで作れます。一方、アプリなど商品の画面に読める文字が映る広告は、画面のカットだけ本物の録画や実写が必要です。

Q. 商品の画面をAIで生成してはいけないのはなぜですか?

A. 動画生成AIは画面の中の細かい日本語を正確に描けず、フレームごとに文字の形も変わるため、見る人にAIだと気づかれやすくなります。さらに、AIが描くのは実在しない架空の画面なので、商品の画面として見せると事実と違う広告になります。

Q. 成果の出ている広告をどう分析すればいいですか?

A. カット数と1カットの秒数、テロップの位置・大きさ・色・出るタイミング、ナレーションの有無、全体の音量を数字で測ります。今回測った参考広告は約31秒で18カット・平均1.62秒、商品名は全体の約38%の地点で初めて出ていました。

Q. 他社の広告をAIで再現するのは問題ありませんか?

A. 構成やカット割り、テロップの出し方などの「型」を参考にするのと、元の映像・文言・数字・出演者の顔をそのまま使うのは別です。中身は必ず自社の事実に置き換え、実在の出演者の顔は再現しません。

Q. AIで作った縦型広告がAIっぽく見えるときは、どこを直せばいいですか?

A. 今回の制作では、テロップの装飾の足しすぎ、同じ人物と部屋の使い回し、ナレーションの遅さが大きな原因でした。テロップは白い文字とフチに絞り、人物は動画ごとに変え、話す速さを参考広告に近づけると改善します。

Q. 費用はどのくらいかかりましたか?

A. 2026年9月にHiggsfield経由で作った例では、15秒の広告の最初の1本が約40クレジット、出演者を作り直した版が約72クレジットでした。画面は本物の録画、テロップと効果音は編集で作ったため、生成の費用は人物と場面の分だけです。

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