Claude Codeのインストールは、ターミナルに1行のコマンドを貼るだけで終わる。ただし、WindowsのPowerShellとコマンドプロンプトでコマンドが違う、npmで入れると自動更新されない、など最初につまずく点がいくつかある。本記事では、公式ドキュメントに書かれている方法をOS別に整理し、インストールで出やすいエラーの直し方までまとめる。
2026年10月11日時点の情報:Claude Code公式ドキュメント(code.claude.com/docs)、Claude料金ページ(claude.com/pricing)、GitHubのリリース情報で確認した。全体像はClaude Code完全ガイドで解説している。
1. インストール前に確認すること
| 項目 | 公式の要件 |
|---|---|
| 使えるプラン | Pro・Max・Team・Enterprise、またはAPI(従量課金)。無料プランでは使えない |
| OS | macOS 13.0以上/Windows 10(1809以降)またはWindows Server 2019以降/Ubuntu 20.04以上・Debian 10以上・Alpine 3.19以上 |
| メモリ | 4GB以上 |
| CPU | x64またはARM64 |
| シェル | Bash・Zsh・PowerShell・コマンドプロンプト(CMD) |
| その他 | インターネット接続 |
料金とプランの選び方はClaude Codeの料金と使えるプランで解説している。
2. Mac・Linuxでのインストール
ターミナルを開き、次の1行を貼り付けて実行する。WSL(Windows上のLinux環境)でも同じだ。
curl -fsSL https://claude.ai/install.sh | bash
Homebrewを使っている場合は次のコマンドでも入る。こちらは安定版(最新版より約1週間遅れ)で、自動更新はされない。
brew install --cask claude-code
3. Windowsでのインストール
使うシェルによってコマンドが違う。ここを間違えるのが一番多い失敗だ。
PowerShellの場合
irm https://claude.ai/install.ps1 | iex
コマンドプロンプト(CMD)の場合
curl -fsSL https://claude.ai/install.cmd -o install.cmd && install.cmd && del install.cmd
WinGetの場合
winget install Anthropic.ClaudeCode
WinGetで入れた場合は自動更新されない。Git for Windowsは必須ではなく、入っていればBashツール、なければPowerShellツールで動く。
4. npmでのインストール
Node.js 22以上が入っていれば、npmでも入れられる。公式ドキュメントは sudo npm install -g を使わないよう注意している。
npm install -g @anthropic-ai/claude-code
更新は自分で行う。
npm install -g @anthropic-ai/claude-code@latest
5. インストール方法の比較
| 方法 | 対応OS | 自動更新 | 向いている人 |
|---|---|---|---|
| ネイティブインストーラー(推奨) | Mac・Linux・WSL・Windows | あり(起動時と定期的) | ほとんどの人 |
| Homebrew | Mac・Linux | なし(brew upgrade claude-code) | Homebrewでツールを管理している人 |
| WinGet | Windows | なし | WinGetでアプリを管理している人 |
| npm | Node.js 22以上が入った環境 | なし | Node.jsの開発環境がある人 |
ネイティブ版の更新チャンネルは、設定の autoUpdatesChannel で "latest"(既定)と "stable" を選べる。2026年10月11日時点の最新版はv2.1.296(GitHubのリリース、10月9日)、npmのstable版は2.1.287だ。
6. インストール後にやること
- バージョンを確認する:
claude --version - 作業したいフォルダに移動して
claudeと打ち、ブラウザでログインする - 最初のプロジェクトで
/initを実行し、プロジェクトの説明書となるCLAUDE.mdを作らせる - 調子が悪いときは
claude doctorで診断する
7. ターミナル以外で使う方法
| 使い方 | 内容 |
|---|---|
| デスクトップアプリ | Chat・Cowork・Codeの3つのタブを持つアプリ。macOS、Windows(x64・ARM64)、Linux(ベータ) |
| VS Code拡張機能 | VS Code 1.94.0以上。拡張IDは anthropic.claude-code。CursorなどVS Code系のエディタにも対応 |
| JetBrainsプラグイン | IntelliJ IDEA・PyCharm・WebStormなどに対応(ベータ表記)。CLIのインストールが別に必要 |
| Web版(claude.ai/code) | ブラウザだけで使える。Pro・Max・Team・Enterpriseが対象 |
8. インストールで出やすいエラー
| 表示されるエラー | 原因と対処 |
|---|---|
| command not found: claude(zsh)/'claude' is not recognized…(CMD) | インストール先がPATHに入っていない。公式ドキュメントの「Fix your PATH」の手順でPATHを通し、ターミナルを開き直す |
| The token '&&' is not a valid statement separator | PowerShellでCMD用のコマンドを実行している。PowerShell用(irm …)を使う |
| 'irm' is not recognized as an internal or external command | CMDでPowerShell用のコマンドを実行している。CMD用(curl … install.cmd)を使う |
| EACCES: permission denied | 権限の問題。npmを使う場合も sudo は付けない |
| unable to get local issuer certificate/SELF_SIGNED_CERT_IN_CHAIN | 会社のプロキシや証明書が原因。プロキシのCA証明書を設定する |
| Claude Code does not support 32-bit Windows | 32ビット版Windowsでは使えない |
会社のネットワークでは、インストール前に環境変数 HTTPS_PROXY と HTTP_PROXY にプロキシのアドレスを設定するよう公式ドキュメントが案内している。ログインや利用上限のエラーはClaude Codeのエラー対処法にまとめた。
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Claude Codeを社内で使いこなしたい方へ
環境構築・セキュリティ設計から実践研修、社内への定着まで、Claude Codeの法人導入を支援しています。無料相談では、開発体制をうかがったうえで「導入PoC設計書」をお渡ししています。
よくある質問
Q. Claude Codeは無料で使えますか?
A. Claudeの無料プランでは使えない。公式ドキュメントに「The free claude.ai plan does not include Claude Code access」と明記されている。Pro(月$20)以上のプランか、APIの従量課金で使う。
Q. npmとネイティブインストーラーのどちらを使うべきですか?
A. 公式の推奨はネイティブインストーラー。起動時と定期的に自動で更新される。npm版はNode.js 22以上が必要で、更新は自分でコマンドを打つ。
Q. WindowsにGit for Windowsは必要ですか?
A. 必須ではない。Git for WindowsがあればBashツールが使え、なければPowerShellツールで動く。32ビット版Windowsには対応していない。
Q. インストールできたか確認するには?
A. ターミナルで claude --version を実行する。うまく動かないときは claude doctor で診断できる。
Q. VS Codeの拡張機能だけで使えますか?
A. 拡張機能はCLIを同梱しているので、拡張機能の画面からは使える。ただしVS Codeのターミナルで claude コマンドを打つには、別にCLIのインストールが必要。
