ComfyUIワークフローの保存・読み込み方法|JSON・画像から復元する手順

ComfyUIのワークフローは、ノードのつながりと設定を保存した設計図だ。JSONを開くか、ワークフロー情報を持つ画像を読み込めば再利用できる。ただし、モデル本体やカスタムノードまで一緒に入るわけではない。

「JSONを読み込んだのに赤いノードが出る」「画像から設定を戻せない」「保存したものを別PCで動かせない」。これらは、ファイルの種類と実行環境を分けて確認すると整理できる。この記事は読み込み・保存・引き継ぎに絞り、インストールや生成エラーの詳細は関連記事へつなぐ。

目次

JSON・画像・モデルファイルの違い

受け取ったもの入っているもの別途確認するもの
ワークフローJSONノード構成や設定値モデル・入力素材・拡張機能
ワークフロー情報付き画像生成画像と、残っていれば生成時の構成画像のメタデータが保持されているか
スクリーンショット画面の見た目機械で読み込めるワークフローではない
モデルファイル画像生成に使う重み対応するノードと保存先

公式の初回生成ガイドは、画像のドラッグ&ドロップ、Workflows → Open、JSONのExportを案内している。ComfyUI公式の読み込み・書き出し手順を基準に、自分の画面のメニュー表記を確認する。

読み込みから保存までの5ステップ

  1. 現在の作業を保存する。既存ワークフローを変更する前に、別名でJSONを書き出す。ファイル名に用途と日付を入れる。
  2. JSONまたは元画像を開く。Workflows → Openから対象ファイルを選ぶ。画像の場合は元ファイルを使う。SNSから保存した画像では情報が失われている場合がある。
  3. 不足している依存関係を分ける。モデル不足、カスタムノード不足、入力画像不足を混同しない。赤いノードやErrorsの内容を確認する。
  4. 少ない処理量で1回実行する。対応モデルを選び、入力素材とプロンプトを確認する。最初から大量の画像や長い動画を作らない。
  5. 動いた状態をExportする。JSONと使用モデル名、必要な拡張機能、入力素材の保存場所を一緒に記録する。別のワークフローを開いてから再読み込みし、復元できるか確かめる。

公式テンプレートから始める場合

Templates、またはWorkflow → Browse Workflow Templatesで目的に近いテンプレートを選ぶ。必要なモデルがない場合は不足表示を確認する。Desktopとブラウザ経由の実行では、ダウンロード後の配置方法が異なる場合がある。テンプレートの公式説明には必要なモデルの確認方法が掲載されている。

見た目が同じノードでも、モデルの種類や入力形式が合わなければ動かない。名前を似せて置き換えるより、テンプレートが指定する構成を小さく動かしてから変更する方が原因を追いやすい。

読み込めない・再現できないときの対処表

症状先に見るところ次の対応
JSONを開いても想定の画面にならないファイルの配布元と形式画面編集用のワークフローか、API送信用データかを配布説明で確認
画像を入れても構成が戻らない元画像か、加工・再圧縮された画像か配布元のJSONまたは元画像を入手
赤いノードが出るエラーに書かれたノード名と不足内容モデル不足か拡張機能不足かを分ける
モデル名が選べない保存場所と対応するモデル系列モデルを正しいフォルダへ配置して一覧を更新
同じ設定でも画像が違うseed・モデル・解像度・ノードの版変更点を1つずつ揃える
別PCでだけ失敗するメモリ・実行環境・依存関係元環境の記録と差分を確認

詳しい対処はComfyUIエラーの対処表、保存場所はモデルとLoRAの配置ガイドへ。

チームへ渡すときの引き継ぎメモ

JSONだけを共有して「同じものを作って」と頼むと、素材やモデルの差で再現できないことがある。次の記録を添えると、受け取った人が不足物を判断しやすい。以下は記録用テンプレートであり、ComfyUIへ読み込むJSONではない。

Project: product-image-test
Workflow file: product-image_2026-10-31_v01.json
ComfyUI version: [version]
Model name and revision: [exact file / revision]
Custom nodes: [repository / version]
Input assets: [approved file locations]
Seed and output size: [values]
Expected result: [what to check]
Known limitations: [remaining issues]

画像づくりで試す6つのプロンプト例

同じワークフローでプロンプトだけを変える比較用の例だ。生成結果や品質を保証するものではない。文字やロゴの正確な再現が必要な場合は、後工程で実素材を重ねる。

A plain white ceramic bottle on a light gray background, soft studio lighting, centered composition, no text, no logo.
A folded linen towel beside a ceramic bottle, natural window light, neutral colors, no text.
A minimal desk with a closed notebook and a glass of water, overhead composition, no people, no visible branding.
A modern product pedestal with a soft blue background, empty space on the right for a headline, no lettering.
A close-up of paper texture with a small geometric shadow, warm daylight, editorial photography, no text.
A simple arrangement of three unbranded skincare containers, consistent lighting, clean background, no readable labels.

制限事項と共有前の確認

ワークフローには入力文、ファイル名、ローカルパスなどが残る場合がある。社外へ渡す前に内容を確認する。カスタムノードは実行コードを含むため、知らない配布元の拡張機能を不足表示のまま一括導入しない。依存関係が同じでも、環境や実行方式の差によって結果が完全一致するとは限らない。

よくある質問

JSONにモデル本体も入っている?

通常のワークフローJSONはモデルの重みを内包しない。必要なモデルは別途用意する。

画像なら何でも読み込める?

ワークフロー情報が保持された画像が対象だ。スクリーンショットや再圧縮された画像は同じ扱いにならない。

保存したら別PCでも必ず動く?

モデル、カスタムノード、素材、実行環境が揃っている必要がある。

API用JSONと同じもの?

用途が異なる形式がある。配布元が画面読み込み用かAPI実行用かを確認する。

Cloudでも同じノードが使える?

利用環境が提供するノードやモデルに依存する。Comfy Cloudの使い方で導入形態を比較できる。

何から始めるべき?

公式テンプレートを1つ選び、1枚生成してJSONを書き出し、再読み込みまでを完了させる。

今日から進める3つのアクション

  1. 今日:公式テンプレートで1枚生成し、JSONの保存と再読み込みまで行う。
  2. 今週:モデル、ノード、素材の記録を添え、別の担当者が復元できるか確認する。
  3. 来月:再利用する構成だけを残し、版管理と変更時の確認手順を決める。

LIFRELLへの相談

ComfyUIを画像・動画制作へ組み込むための、ワークフロー整理、素材管理、引き継ぎ手順を相談できる。

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参照した公式情報

ComfyUI:初めての画像生成

ComfyUI:Workflow Templates

確認日:2026年10月31日。機能・画面・提供条件は変わる場合がある。手順・プロンプトは公式資料をもとにした実施例であり、本記事での実機測定結果ではない。利用時は公式情報と自分の環境を確認する。

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